ミッチャンが先生になる記念に、オジンの好きな詩を2つ届けます。 金子みすゞの詩「わたしと小鳥とすずと」は、ミッチャンも目にしたことがあるでしょう。谷口廣保さんの詩「1年生担任」は、ミッチャンが1年生の担任になるとは思いませんが、ピカピカの先生としての道子先生に是非読んで欲しい詩です。
「わたしと小鳥とすずと」
わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって みんないい。
( 金子みすゞ)