19 相田みつをのファン
相田みつをの大のファンであったおじいさんは、みつをの詩(書)を大事にしていました。
「にんげんはね/人から点数を/ つけられるために
この世に生まれて/ きたんではないんだよ/
にんげんがさき/ 点数は後」 (みつを)
相田みつを本人が言っているように、みつをは、書という形式を借りて、人間としての本来的なありよう、本当の生き方を語りかけているのです。
人間としての本来的なありよう、本当の生き方については、子どもたちの指導にも通じるものがありますよ。
みつをの「本気」をクラスの目標としたミッチー先生は、きっと、おじいさんのように、相田みつをの詩を大切にすることでしょうね。
にんげんがさき 点数は後 |
相田みつをの詩をもう一つお届けします。
「道は自分でつくる
道は自分でひらく
人のつくったものは
じぶんの道にはならない」 (みつを)
この詩は、ミッチー先生への贈り物ですが、同時にミッチーランドの子どもたちへのプレゼントでもあります。
「僕の前に道はない/僕の後ろに道は出来る・・・」と詠ったのは光大郎でしょうか。人のつくった道に学びながら、ミッチーロードを建設して下さい。
子どもたちにもロードを造らせて下さい。
たぶんこの額も、「本気」の額とあわせて、おじいさんの遺品の内にあると思います。探してみて下さい。
人のつくったものは じぶんの道にはならない |